田奈中学校で行われる後期中間試験についての予想です。試験内容はまだ正式決定ではありません。10月末の情報で作成いたしました。ご参考までに。
英語
主な単元:there is/are、助動詞have(has) to ~、動名詞、接続詞because、不定詞(名詞的用法、副詞的用法)
難易度:やや難しい
予想される傾向
「不定詞」は多くの生徒が苦手とする単元です。「名詞的用法」「副詞的用法」「形容詞的用法」という3つの区別が難しいようです。今回の試験は「名詞的用法」のみの可能性があります。→副詞的用法が追加されました。そうなると、例年よりは易しい試験になります。もちろんそのしわ寄せは学年末に繰り越されます。不定詞以外の比較的簡単な文法から練習していくのも手です。このあたりから、三単元のsのつけ忘れ、過去形のスペルミスなどが増えてきます。書くまでもありませんが、単語・熟語の練習は必須です。
数学
主な単元:一次関数、角度計算、証明
難易度:難しい〜かなり難しい
予想される傾向
一次関数は、多くの生徒がつまずく難度の高い単元です。ある程度絞って勉強する必要があります。その中でも「式の決定」ができれば最低限の特典は可能です。一次関数の応用問題は、ちょっと「コスパが悪い」かもしれません。まずは他から手をつけましょう。角度計算は、今回貴重な得点源です。ここで失点が多いと、大変な点数になってしまいます。とにかく数学が苦手な生徒にとってはとてもハードルの高い試験になりそうです。
国語
主な単元:メディアと上手に付き合うために、新しい短歌のために、短歌を味わう、盆土産、モアイは語る(追加しました)、類義語・対義語・多義語(追加しました)
難易度:普通〜やや難しい
漢字や短歌の問題は得点源です。これらは読解力ではなく、暗記です。ちゃんと暗記さえすれば高得点が狙えます。正岡子規や与謝野晶子などは漢字練習をしましょう。その他の説明文や物語文は読解です。とは言え、毎回の試験で「国語の学習(ワーク)」から全く同じ問題が出題されたりしています。「国語の学習」の反復練習は必須です。
理科
主な単元:神経、動物の分類、質量保存の法則、電流、雲のでき方
難易度:生物・地学→易しい、化学・物理→普通
電流以外の単元は比較的易しい単元です。質量保存の法則は、やや難度の高い計算が出題されることがあります。神経〜動物の分類・雲のでき方は、きちんと暗記すれば高得点が期待できます。生物分野における漢字ミス、物理分野の計算ミスが例年目立ちます。電流は、オームの法則が範囲外です。また全単元からの出題という珍しい試験となります。様々な範囲に広がっていますが、難易度はそれほと高くなさそうです。
社会
主な単元:近畿地方、中部地方、関東地方、東北地方
難易度:普通
例年、教科書の太字レベルの語句を問う基本的な問題がほとんどです。資料を読み解き答えを導く問題などはほぼ出題されていません。記述問題も必ず問われる基礎的なものが多く、考えて解くと言うよりは暗記と言えるでしょう。教科書の太字の語句、県名・県庁所在地名や自然環境(山、川、平野など)の語句を、地図を見て場所とともにコツコツ暗記すれば、高得点が取れるはずです。なお、漢字のミスが出やすいです(英虞湾、越後平野、抑制栽培、霞ヶ浦などなど)。漢字練習は意識的にやりましょう。