いよいよ前期中間テストまで1週間です。テストのポイント、残り時間の過ごし方などです。ご参考までに。
英語
難易度:難しい
主な試験範囲:受動態、let(help) + 人 + 動詞の原形、tell(show) + 人 + 文、現在完了形(完了、経験)、感嘆文、make (A)(B)、tell/ask/want + 人 + 不定詞
出題される文法の数、単語熟語が多いです。今まで以上にたくさんのことを暗記して、きちんと「問題を解く練習」を積んだ上で試験に臨まなければなりません。
まずは単語熟語の暗記です。今までの試験では必ず単語熟語を問う問題が出題されています。英語が苦手な人もここは暗記さえすれば得点できるところです。
文法に関しては、受動態、let(help) + 人 + 動詞の原形、tell(show) + 人 + 文、感嘆文、make (A)(B)、tell/ask/want + 人 + 不定詞あたりが手をつけやすいはずです。学校のワークや必修テキストで練習を繰り返せば、誰でもある程度できるようになります。特に並び替え問題などは、これらの文法の形さえ覚えておけばかなり解けるようになります。
単語熟語や文法事項の暗記・理解ができたら知識を実際に使って「問題を解く練習」が必須です。練習を積んでいくうちに、時制のミスなども減ってきます。手を動かして練習をしましょう。
数学
難易度:普通
主な試験範囲:展開と因数分解、平方根
今回の試験範囲では、難問が並ぶ可能性はありません。展開・因数分解ともワークなどに乗っている問題ができれば70点〜80点くらいは可能だと思います。今回の試験に限りませんが、「計算中心のテスト」ということは「計算が苦手な生徒に厳しいテスト」ということになります。それでも、応用以外の問題を繰り返し練習することである程度得点が期待できます。
更なる高得点を狙う場合、「複雑な因数分解」「展開・因数分解を利用した図形」などの練習をするといいと思います。難しい問題ではありますが、見たことのない問題がでてくることはあまりありません。
平方根は、慣れるまでやや考え方がわかりにくい単元です。「±」をつける時とつけない時をきちんと区別し、用語の確認もしておきましょう。また、いくつか平方数を暗記しておくと楽に解けるようになります。
国語
難易度:普通
主な試験範囲:世界は美しいと(詩)、握手(物語文)、評価しながら聞く、学びて時に之を習ふ(古典)、熟語の読み方、初見の文章問題
まず、確実に得点源となるのは詩や古典です。「長田弘」「孔子」「口語自由詩」「反語」「置き字」といった漢字が書けるかどうかが大切です。きちんと暗記をして漢字練習をすればできるようになります。特に、学びて時に之を習ふは問われる箇所が主に17箇所あり、これらを暗記することは必須です。握手(物語文)は、試験で問われる部分はある程度決まっており、それらを中心に要点を押さえてストーリーを把握しておけば高得点が取れるはずです。
今回も試験範囲のワークの練習は必須です。ワークから全く同じ問題が出題されていることがよくあります。きちんと解いて、間違い直しをしましょう。それだけで確実に点数が上がります。もちろん漢字も得点源です。必ず練習をしましょう。
理科
難易度:普通〜やや難
主な試験範囲:磁界(中2)、運動
磁界は、ややわかりにくい問題です。ただ、オームの法則など計算問題と比べるとやりやすい単元だと思います。「モーターの回転の向き」「方位磁針の動く向き」など「どちらに動きますか?」という問いがいくつか出題されます。問題練習の際にも、きちんと右手と左手を使って丁寧に確認しましょう。「強化する方法3点セット」を「3つ」確認しておきましょう。「電磁石を強くする方法3つ」「モーターを強くする方法3つ」「誘導電流を強くする方法3つ」は、混乱しないようきちんと整理しておく必要があります。モーターの問題では「整流子のはたらき」をきちんと説明できるようにしておくと安心です。
運動は、ほとんどが合力・分力の問題です。それぞれの作図の方法、合力と角度関係、3力の釣り合いなど、基本的な問題を確実にできるように練習しましょう。また、例年多くの生徒が「速さの計算」で取りこぼしをしています。「秒速cmを時速kmにかえる」など単位変換も十分に練習する必要があります。記録タイマーのページにはしっかり目を通し、細かいことも読み飛ばさないよう注意しましょう。また、記録テープの読み取りも必須です。「縦軸があらわしていること」を常に注意しましょう。
社会
難易度:普通〜やや難しい
試験範囲:欧米の市民革命・産業革命〜西洋文化と明治の文化
おそらく前回同様に、教科書の太字レベルの語句を問うオーソドックスな試験になると思います。しかし、試験範囲はそこそこ広く太字の語句はとても多いです。また、「井伊直弼」「尊王攘夷運動」「戊辰戦争」「木戸孝允」「殖産興業」「陸奥宗光」「辛亥革命」など、漢字練習をきちんとしないとミスが出るようなものが多いです。暗記をした後は、必修テキストなどを使ってきちんと手を動かして「書いて練習」をした方が良いと思います。
範囲が長いので、時代を区切って、流れをチャート化したものを明確に暗記することがコツです。また、近代は1年刻みで出来事を暗記しなければならない部分がたくさんあります。西暦の暗記は有効です。西暦の単語カードをめくって、授業でやった暗記を定着させていきましょう。
記述問題も出るようですが、生徒のノートや毎年の問題を見ていると、問われることは大体同じなので結局は暗記です。授業内で暗記をしましょう。