入試過去問集の選び方

　まず、この記事ですが直接は「公立高校を受験する中3への内容」になります。ただ、将来公立高校を受験する可能性が高いご家庭はぜひご一読ください。

　例年、書店で入試問題の過去問集をパラパラとめくっています。様々な出版社から販売されていますが、今回は「正しい過去問集の選び方」を解説いたします。

過去問集の選び方結論

1. リスニングCD-ROMがついている(必須)
2. 解答用紙がついている(必須)
3. 解説がついている(必須)
4. 国語の著作権がクリアされている(これが一番大切！)
5. 各設問の正解率がある

　１、２、３に関しては言うまでもありません。しかし、毎年書店で様々な出版社の過去問集を見ていますが、この条件を満たしていない過去問集もけっこう販売されています。

1. リスニング→webサイトからダウンロードしてください
2. 解答用紙→ついていない or webサイトからダウンロードしてプリントしてください
3. 解答はあるけれど解説はない

　という過去問集もあります。ちょっと面倒ですね・・・しかし、過去問集選択で最も重要なのは４です。

　国語の文章題は、著作権がクリアされていないことがあります。それは、「設問は掲載されているのに本文が掲載されていない」という謎の過去問集になります。そうなった場合、自分で文庫本などを購入してその箇所を探さなくてはいけません。確かにそれによって新しい書に出会うこともあるかもしれませんが、それはまた別の問題です。

　５に関してですが、神奈川県教育委員会のホームページに掲載されていますので無くてもいいと思いますが、毎回サイトを確認するのはちょっと手間です。あった方が便利ですよね。正答率は重要です。年度によりますが、数学の空間図形は正答率が数%のこともあります。つまり、それはできなくても合格できる、という判断基準になります。

　さて、リーガル学習塾では、神奈川県公立高校の過去問集を塾生用として販売いたします。この問題集で無くても構いませんが、公立高校を受験する中３生は必ず過去問集を用意しておいてください。もしもお手元にある場合、上記「1~5」の条件を満たしているかどうかご確認ください。また、上位高校受験のため、特色検査の過去問集も販売いたします。

　書店で購入するよりも若干お安く購入できます。購入ご希望のご家庭は、7月24日(金)までにLINEにてお知らせください。